2013年8月時点の取材情報です。

 〜北欧スウェーデン・ストックホルムのエスカレーター・階段事情〜

スウェーデンのショッピングセンターや駅などでエスカレーターに乗ると東京出身の私は違和感を感じる。「Excuse me!」と声をかけられる事も。つまり、、、「邪魔だ!」ということだ。スウェーデンのエスカレーターは右寄りに立つ関西式なのだ。
スウェーデンが関西を真似たか、関西がスウェーデンを真似たか、偶然か、そのいずれかである。しかし、日本人ほど綺麗には右よりに並ばない。「なんとなく右より式」で関西式とはちがうスウェーデン式の差別化を図っているようだ。


エスカレーターのついていない階段も多くある。そこには写真のように車椅子の通る道が親切に設けられている。さすが福祉大国だ。しかし、体が大きくて重いスウェーデン人の車椅子の方をこの直線傾斜で押すのであろうか。それは大変だ。フルパワーで押し続けないと上まで行けないし途中で力を抜くこともできない。「全力坂」と名づけよう。つまり、福祉大国スウェーデンを支えるのは怪力男ということになる。
なお、この「全力坂」を使用している場面は滞在中に一度も見なかった。駅にはエレベーターがあり地上にいける。スウェーデン人は「全力坂」を使わない賢い人種である。


こちらの「全力坂」は超ロングである。ロング過ぎて途中2回も休憩がとれるようになっている。この「全力坂」の裏手にはエレベーターがあり人々は涼しげにエレベーターを使う。




EC-JOY!Press取材班
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