トキの記念日 時の記念日情報が盛りだくさん
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時の記念日
■ 時の記念日とは?
■ 時の記念日の由来
時報
■ 時報とは
■ 時報はどこから来るのか
■ 時計装置
標準時
■ グリニッジ標準時
■ 日本の標準時
■ 時差
■ 暦の変遷
■ 
うるう年

■ 曜日の起源

 うるう年
時計
■ 時計の歴史
■ 時計の種類
■ 時刻制度
時の記念日
 ■ 時の記念日とは?
時の記念日は1920年に、時間の貴重さを思い、時刻を守る念を深める趣旨で制定されました。
671年に天智天皇のとき、水時計(漏刻)を置き、時刻制度を定めた日を記念しています。旧暦では4月25日、現在は6月10日です。
水時計 天智天皇
 ■ 時の記念日の由来
6月10日の時の記念日の由来は、天智天皇の年671年4月25日、『日本書紀』の"漏刻と鐘鼓によって初めて時を知らせた"という記事に基づきその日を太陽暦に換算して定められました。カレンダーを見ると、様々な記念日が掲載されています。色々な記念日の中でも時の記念日は最初期に定められたものということができます。第一回時の記念日は大正9年(1920年)のことでした。大正中期という時代背景からわかるように、衣食住をはじめ社会生活の近代化推進という当時の趨勢のなかで、とくに時間厳守、時間割による行動規律、時間を節約することによる効率性の向上が近代生活の基本として位置づけられました。このような中、この年の1月、伊藤博邦を会長とし、渋沢栄一らはじめ政官界の有力なメンバーを役員として、文部省の外郭団体として生活改善同盟会という財団法人が組織され、生活改善運動を先導して展開することになりました。同会は、その実行目標の第1項に「時間を正確に守ること」とうたい、文部省もそれに呼応して時間尊重の教育的意義を重視し、同盟会と文部省との共催によって、同年5月16日から7月4日まで、東京お茶の水の東京教育博物館で「時の展覧会」を行い、古時計・暦・天文関係資料、時間節約・作業能率化のための各種資料等を出展紹介しました。天智天皇の故事ゆかりの6月10日を前後する時期に会期が設定されたとも考えられますが、その日を迎えるにあたり、東京天文台長の河合章二郎は記念行事を提唱し、「漏刻祭」を行って、時の大切さを宣伝することになり、続いて「時の記念日」の名称が決定しました。
日本書紀 衣食住 教育的 渋沢栄一

時報
 ■ 時報とは
正確な時刻を知らせることを時報といい、また、それに用いる合図のことをさします。テレビやラジオ、電話などで、音や画面を用いて合図とすることが時報です。
時報 液晶テレビ ラジオ SONY 電話機
 ■ 時報はどこから来るのか
ラジオ・テレビの時報は、ほとんどが水晶発振式の放送局用時計をもとにしています。NHKは高精度のルビジウム発振器を使ったルビジウム原子時計を使用しています。電話117番問い合わせの時報は、電話局の水晶発振式時報装置と発声装置よりアナウンスされています。また、日本の標準時は独立行政法人の通信総合研究所のセシウム発振器という秒の単位を決めている時計が源になっており、放送局も電話の時報もここからの電波信号に基づいて時刻を修正しています。なお、時報のサービスは、1955年(昭和30年)6月10日の「時の記念日」より開始されました。
NHK 学校放送 アナウンス
 ■ 時計装置
時計装置とは、時計から得られる時刻信号を用いて、各種機器の制御等に必要な信号等を作り出すものをいいます。目的に応じて多くの種類がありますが、その中でも放送局に設置される時計装置はかなり高精度なものです。放送局には法の定めにより、正確な時計が備え付けられています。これを親時計といいます。 この親時計から時刻信号を得て制御信号を作り、自動番組制御装置などに送り、これらの装置を動かしています。また、時報や時刻スーパーなども時計装置からの信号を得て放送されています。親時計には近年まで、現在一般に電波時計として市販されているものと原理的に全く同じものが用いられていましたが、より高い精度と信頼性を求めて、現在ではそのほとんどが"ルビジウム原子時計"となっています。なお親時計は定期的に日本標準時と比較し、そのずれを確認、必要がある場合には補正をしています。また、単なる“時計”ではなく、機器ラックにマウントして収めるための一個の装置となっている事が多いそうです。放送に必要な放送局内の全ての時計は親時計と同期して動かすのが普通であるため、時計装置は放送局の設備の中でも最も重要な装置の一つであり、通常、関係者以外にその具体的なシステムや運用等について明かされることはないそうです。
信号 放送局
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標準時
 ■ グリニッジ標準時
グリニッジ標準時とは、イギリスにあるグリニッジ天文台での平均太陽時のことをいいます。グリニッジ天文台は経度0度にあり、個々を標準として世界各国の標準時を決めています。日本は経度135度になるため、グリニッジ標準時から9時間の時間差があります。グリニッジ標準時での日本時間の表現は、「GMT+09:00」となります。グリニッジ標準時は、以前は世界標準時として広く使われていましたが、現在は原子時計を元に算出される"協定世界時(UTC)"に役割を譲っています。しかし世界標準時と協定世界時はほぼ同じであるが、地球の自転による影響で、時間の経過により両者に差が生じるため、その差が0.8秒を超えた場合に「うるう秒」として調整されるのです。
グリニッジ天文台 イギリス 暮らし 世界標準
 ■ 日本の標準時
1884年(明治17年)の国際子午線会議でグリニッジ天文台を通る子午線を経度の基本とし、そこから経度が15度ずつ隔たる毎に1時間ずつ時差を持つ時刻を各国で使用することが決まり、日本もこれを受けて1886年(明治19年)に東経135度の子午線の時を日本標準時とすることを制定し、1888年(明治21年)1月1日から実施となりました。1910(明43年)に兵庫県明石市に子午線標識が建てられ、1960年(昭和35年)に建設された明石市立天文科学館は東経135度の通過点にあります。なお、日本標準時はグリニッジ標準時より9時間(サマータイム期間中は8時間)進んでいます。
サマータイム 子午線 明石市 国際 会議
 ■ 時差
時差とは世界各地の標準時の差のことをいいます。標準時とは国や地域が共通して使う地方時のことです。東端と西端の時差がだいたい30分〜1時間になるように地域を区切って、経度0度から、どの程度東か西かという経度を元にそこでの標準時を決めます。日本では国土が狭いので、特に国内を区切らず、経度135度を子午線として、日本全体がそれを標準にした時間に従うことになっています。しかし日の出は東から順にやってくるので同じ日本でも北海道は夜明けが早く、沖縄では夜明けが遅いのです。ロシアなど国土の広い国では、国内に基準となる時間が一つだけだと、東と西の差が大きくなってしまいます。そのため国内をいくつかに区切り、しかもその区切ったなかでの時差が30分から1時間になるようにしています。ロシアでは10の地域に分かれていて、それぞれの間の時差は1時間になっています。 世界地図を、イギリスのロンドンにあるグリニジ天文台を通る経度0度線(本初子午線)を真ん中にして、端は経度180度あたりの日付変更線にして描き、東端から夜が明けていくことを念頭に置きます。本初子午線を基準として東端はそれより12〜14時間後、西端はそれより12時間前となります(日付変更線はでこぼこしているので、東端は最大14時間後となります)。例えばロンドンが午前6時で日の出を迎えたとき、すでに夜が明けている東側では朝やお昼になっているということです。西側はまだ夜が明けていません。また日付変更線の東側から西側に移動したとき日付は前日のものになり、西側から東側へ移動した場合は翌日の日付になります。
ロシア 地域 世界地図 http://www.ecj.jp/U1141.doit?word=%90%A2%8AE%92n%90%7D
 ■ 暦の変遷
太陰暦は月の満ち欠けを基準としています。月が地球を1周する周期は約29.53日なので、ひと月を29日と30日とし、1年を12ヶ月とした暦ですが、1年が354日となり太陽暦の1年365日より11日短い暦でした。これでは毎年、季節が10日あまり遅れてしまい生活に不便です。そこで、この差11日を調整し、1太陽年365日に近づけるために、2〜3年毎に1度ひと月のうるう月(閏月)をいれて1年を13ヶ月にしてズレを補正していました。日本の昔の暦もこの方法でした。現在の暦は、地球が太陽を1周する周期約365.2422…日を基準とする太陽暦で、4年毎に1日を追加調整するユリウス暦から更に改良を加えたグレゴリオ暦がほとんどの国で使われています。
地球 月 365日 地球儀
 ■ うるう年
「閏うるう」とは、暦こよみの上での日数や月数が平年より多いことをいい、平年を365日とする太陽暦で、地球の平均回帰年の約 365.242199 日においては季節と暦にずれが生じるため、実際の季節と暦が合うようにほぼ4年に一度、二月に一日を加えるようにして調節をしています。この一日が「閏日」で、閏日がある月、年を「閏月」「閏年(うるうどし、じゅんねん)」といいます。閏年でない年は「平年」と呼ばれます。これは、1582年にローマ教皇・グレゴリウス13世がユリウス暦を改良して制定した「グレゴリオ暦」によるもので、「グレゴリオ暦」は数百年をかけて各国で採用され世界標準となっています。日本でのグレゴリオ暦の採用は1873年(明治6年)で、一般に旧暦と呼ばれる天保暦(太陰太陽暦)の明治5年12月2日(グレゴリオ暦1872年12月31日)の翌日を、新暦と呼ばれる太陽暦の明治6年1月1日(グレゴリオ暦1873年1月1日)としました。従って、和暦での明治5年12月3日から12月31日は存在しません。
366日 数百年
 ■ うるう秒
「うるう年」は通常4年に一回の割合で2月の最終日に1日追加されますが、「うるう秒」はいつ追加するか決まっておりません。この「うるう秒」の定義によれば「1秒のステップ調整は、12月及び6月(第1優先)、3月及び9月(第2優先)、必要とあれば任意の月の各末日の最終秒(UTC=協定世界時)の後へ1秒挿入するか、または最終秒を引き抜く事によって行われます。日本の場合は、時差の関係で上記の翌日に1秒の調整が行なわれています。この際挿入される(引き抜かれる)1秒を正(負)のうるう秒といいます。現時点では、「うるう秒」の挿入が行なわれています。地球の動き(自転、公転)は、さまざまな変動をしていて正確なものではありません。この地球の自転を天文観測して決めるグリニッジ子午線の時刻を基準とした時刻系を「世界時(UT)」といいます。一方、原子の振動周期を測定して決める非常に正確なセシウム原子時計の時刻を基準とする時刻系を「原子時(AT)」といいます。この両方の誤差を上記の方法で補正、管理し、尚かつ実生活にも合った時刻系を「協定世界時(UTC)」といいます。
 ■ 曜日の起源
1週間7日制は古代バビロニアから始まったといわれていますが、各曜日は古代ローマによって作られました。古代ローマでは1日を24等分して1時間毎に5つの惑星と太陽と月とを繰り返しあてはめて呼び、距離の遠い順に土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月の順番と決めました。そして、1日の最初の1時間が1日全部を支配すると考えました。こうすると最初の日の最初の1時間は土星で、2日目の最初の1時間は太陽(日)、3日目の最初の1時間は月となり、以降火星、水星、木星、金星となって、土曜日から始まり7日間で繰り返される曜日が出来ました。しかし、宗教上の理由で週の初めは日曜となり、更にローマがキリスト教を国教にしてから日曜にキリストが復活したことを記念するため日曜日を安息日の休日と決められました。今でも多くのカレンダーは週の初めが日曜からとなっています。
日曜日 キリスト教 土星 金星
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時計
 ■ 時計の歴史
何千年にもわたって時計は時間を計り、その経過を追うために用いられてきました。
現在使われている六十進法の時間単位は、紀元前約2000年にシュメールで考えられたものです。1日を12時間2組に分けたのは古代エジプト人で、巨大なオベリスクの影を日時計に見立てたことが起源であると言われています。彼らはルクソール近郊にあるアメン=ラーの地でおそらく最初に使われたとされる水時計も作っていました。
水時計は後にエジプト以外でも用いられるようになり、古代ギリシアではこれを"クレプシドラ"と呼んでいました。同じころ、古代中国の殷では、水があふれる仕組みを利用した水時計が発明されました。この水時計の技術はメソポタミアから紀元前2000年ごろにもたらされたものと考えられています。その他、中国、日本、イギリス、イラクではロウソク時計も使われており、インド、チベット、一部ヨーロッパでは日時計が広く使われていました。砂時計も使われていました。初期の時計は日時計が多く、曇りや夜には使うことができませんでした。よく使われたのはグノモンと呼ばれる形のものでしたが、あくまで日時計なので、緯度で値が変化しました。時計に脱進機(歯車を一定方向に回す装置)を初めて用いたのは8世紀の中国であり、水時計にギアとおもりを組み込んだのは11世紀のイスラム教徒でありました。脱進機に王冠歯車を用いたのは14世紀のヨーロッパで、16世紀にゼンマイ式の懐中時計ができ、18世紀に振り子時計ができるまで長い間使われていました。20世紀になると、クオーツ時計、さらには原子時計へと置き換わっていきました。クォーツ時計は作るのが簡単で正確なので、腕時計によく使われました。原子時計はこれよりもはるかに正確なので、国際標準時間「国際原子時」をきめるのに使われています。原子時計は協定世界時にも使われています。
古代エジプト チベット 目覚まし時計 ハト時計
 ■ 時計の種類
<手巻き>
機械式時計には「手巻き」と「自動巻き」の2種類があり、リューズをまわす事でゼンマイを巻き上げるものを手巻きと言います。
手巻きの時計は毎日手で巻き上げる必要があるものの、構造が単純なので自動巻きに比べ故障し難いというメリットがあります。
両方とも数年(3〜5年)に一度のオーバーホール(分解掃除)を行うことが推奨されており、精度は日差約10〜20秒程です。

<自動巻き>
振動でローターが回転し、ゼンマイを巻き上げる機構の時計を自動巻き、別名「オートマチック」と言います。
腕に付けているだけで動き続けるので手巻きに比べ使い勝手が良いというメリットがあります。
手巻きと同じく機械式なので、定期的にオーバーホールが必要で、また、精度も手巻きと同じです。

<クォーツ>
ゼンマイのかわりに電池と水晶振動子を用いたものをクォーツといいます。 多くの場合電池によって動作し、1年〜10年おきに電池交換が必要です。
精度は月差約0.3〜1.5秒で、針で時刻を表示するアナログ、液晶に数字を表示するデジタルがあります。
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 ■ 時刻制度
"時"についての最も古い記録として「日本書紀」に"漏刻(水時計)"のことが載っています。漏刻の時代の時刻制度は、奈良時代などと同じように1昼夜を12等分していたと思われます。12振(しん)刻に区切った時刻には、十二支をあてはめて呼びました。子(ね)の刻とは現在の午後11時から午前1時の2時間分をいい、午(うま)の刻とは午前11時から午後1時をいいます。現在、私たちは1昼夜を24等分して1時間毎に区切った時刻を使っていますが、これらは定時法と言います。これとは別に夜明け・日暮を境にして昼と夜を区別し、季節により長さの違う昼と夜をそれぞれ6等分して時刻を決める方法を不定時法といいます。 奈良・平安時代は定時法が使われていましたが、鎌倉・室町時代は不定時法で、江戸時代は定時法と不定時法が併用され、不定時法 は明治5年まで続きました。そして1872年(明治5年)12月3日(太陽暦では明治6年1月1日にあたる)に国の暦が太陰暦から太陽暦に変わり、その一環として現在と同じ定時法の時刻制度が定められました。
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