EC-JOY!ギフトはこちら→    
夏の土用
■ 土用とは?
■ 土旺用事
土用丑の日
■ なぜ丑の日にうなぎを食べるようになったの?
■ 最近の動き
夏の土用の風習
■ うなぎを食べるだけじゃない!
■ 土用にまつわるタブー
夏の土用
 ■ 土用とは?
立春(2月4日頃)立夏(5月5日頃)立秋(8月7日頃)立冬(11月7日頃)の前18日間を言います。
それぞれ、立春前の「冬の土用」が1月17日頃、立夏前の「春の土用」が4月17日頃立秋前の「夏の土用」が7月20日頃、立冬前の「秋の土用」が10月20日頃から始まります。
その中でも、現在は「夏の土用」の間の丑の日にうなぎを食べる「土用の丑〔うし〕」という行事が有名です。
夏 丑
 ■ 土旺用事
土用はもともと、土旺用事と言ったものが省略されたものです。
「旺」は「さかん」という意味があります。土用の「土」はもちろん五行説の土気を表しますから、土用は「土気の旺盛な時期」と言うことです。
土 土
 TOPへ戻る

土用丑の日
 ■ なぜ土用丑の日にうなぎを食べるようになったの?
夏の土用は私たちには最も馴染み深い土用と言えるでしょう。
夏の土用の丑の日にはうなぎを食べる習慣があります。
この習慣には面白い由来があります。
一説では江戸時代、夏になると暑くてうなぎが売れず困っていたうなぎ屋が学者である平賀源内に相談したところ、
源内が「今日はうなぎの日です(うなぎを食べよう)」という張り紙を店の前に張り出したことで、うなぎが飛ぶように売れたそうです。
これがきっかけとなり、現在も夏の土用の丑の日にはうなぎを食べると言いますが、詳しい事は分かっていません。
また、地方によってはうなぎに限らずその他の「う」のつく食べ物を食べる習慣もあります。
これには夏バテ対策としてスタミナのある「馬(肉)」や「牛(肉)」、また胃に優しい「瓜」「うどん」「梅干」などが選ばれているようです。
年によっては夏の土用の間に丑の日が2度訪れることもあり、この場合は2度目の丑の日を「二の丑」と呼びます。
うなぎ うなぎ うなぎ

 ■ 最近の動き
うなぎの養殖業者が中心となって、夏以外の土用の丑の日にも鰻を食べる習慣を普及させようという動きがあります。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアでもこの動きが見られます。
土用は季節の変わり目でもあるため、栄養価の高いウナギを食べて精を付けよう!!
栄養価 食べ物
 TOPへ戻る

夏の土用の風習
 ■ うなぎを食べるだけではない!
土用は春夏秋冬の年4回あるとはいえ、土用といえば夏の土用を指すのが一般的です。
これはこの時季特有の自然現象や厳しい暑さを乗り切るための工夫などから、とくに夏の土用が強く意識されたからかもしれませんね。
例えば、夏の土用の頃から穏やかな海で突発的に発生する大波があり、これを「土用波」といいますね。
暑さを乗り切るための工夫としては、夏の土用の入りの日に縁起物として食べられたあんころ餅は「土用餅」と呼ばれ、暑気当りや腹下しに効くといわれて食べられた夏が旬の蜆(シジミ)は「土用しじみ」と呼ばれています。
シジミは昔から「土用のしじみは腹の薬」と言われるように暑気払いや夏バテ防止のために良く食べられていたようです。
また、江戸時代後半、暑気払いや夏バテ防止のために良く飲まれていたのが甘酒で、甘酒は俳句では夏の季語とされています。
しじみ うどん 梅干
 ■ 土用にまつわるタブー
土用には様々なタブーがあります。
この土気の旺盛な時期には、土公神(どくじん)という神様がさかんに働く時期だということで土いじりをしてはいけない、丑の日に大根の種をまいてはいけない、葬送は延期しなければならないなどのタブーがありました。
これら土用にまつわるタブーが生み出された背景には「土用中は季節の変わり目であるために、農作業などの大仕事をすると体調が崩れやすい」などの、先人の戒めが込められているといいます。
農作業
 TOPへ戻る








Copyright (c) EC-JOY! All Right Reserved.