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旧正月とは
■ 旧正月
■ 外国では

■ 旧正月の太陽暦(グレゴリオ暦)での日付
旧正月 中国
■ 春節とは?
■ 日程
■ 中国の春節 〜食べ物編〜
■ 中国の春節 〜飾り付け〜
旧正月 モンゴル
■ ツァガンサル
■ モンゴルの大晦日
■ 準備

■ ツァガンサルをいただこう!
旧正月 沖縄
■ 旧正月(ソーグヮチ)
 食べ物
 門松
旧正月 韓国
■ ソルラル(旧正月)
■ 韓国の旧正月に行われる歳時風俗
旧正月とは
 ■ 旧正月
旧正月は、旧暦の正月(年初)。旧暦元日(旧暦1月1日)、またはそれから始まる数日間のこと。ここでの旧暦とは、中国(清)・日本・朝鮮半島・ベトナムでかつて使われていた、中国暦およびその変種のことです。

旧暦1月1日は、通常雨水(2月19日ごろ)の直前の朔日であり、1月22日ごろから2月19日ごろまでを毎年移動します。旧暦で平年だった年は翌年の旧正月は約11日後退し、閏月があれば約18日進みます。

中国大陸・台灣・韓国・ベトナム・モンゴルでは、最も重要な祝祭日の一つであり、グレゴリオ暦(新暦)の正月よりずっと盛大に祝われます。ほかに、中華圏の影響の強い華人(中国系住民)の多い東南アジア諸国、世界各地の中華街などで祝われる。ただし日本では、沖縄・奄美の一部地域や中華街を除けば、もっぱらグレゴリオ暦の正月が祝われています。

なお、旧正月は全ての国で同じ日とは限りません。
日本とベトナムの旧正月は、時差により、中国標準時を使っている他国と異なることがあります。
モンゴルの旧正月は、中国暦とは別系統のモンゴル暦の年初なので、他国と異なることが多いです。
お正月 中国歴 モンゴル 横浜中華街
 ■ 外国では
特に中国では1月1日を春節、1月15日を元宵として盛大にお祝いしまう。(1月15日は日本では小正月)

旧暦の日付全般にいえますが、時差の関係で中国と日本で同じ新暦(グレゴリオ暦)日に対応する旧暦の日にちが異なることもあります。1997年の旧正月は中国では2月7日、日本では2月8日だでした。これは新月の瞬間の時刻が1997年2月7日15:06(UTC)であり、UTCより8時間進んだ中国時間では7日23:06が、UTCより9時間進んだ日本標準時では8日00:06に新月の瞬間を迎えたため。毎月にいえますが、旧暦のついたちは新月の瞬間を含む日です。。ただし、2011年以降は(このキーワードを編集している2009年末現在)暦要項が正式に出ていないため推算の日付であるが、まずこれと異なる日付になることは確実といっていいほどありえません。

なお、東南アジア圏では、多民族によって国家が形成されている所もあり、その場合は年間の正月の回数も多くなります。たとえば、シンガポールやマレーシアでは、中国人の他、インドネシア人なども居住していて、祝日が入り交じっているため、ヒンズー暦、イスラム暦、太陰太陽暦、太陽暦の4回も正月を祝うことになります。

インドネシアのバリ島では太陽暦のほかに地方暦や宗教暦の正月も祝います。また、タイ王国は太陽が白羊宮(牡羊座)にはいる4月13日を正月。イランは春分の日が正月など、世界的に常に1月1日が正月であるとは限りません。
<IMG src="file:///C:/Users/norita/Desktop/32488530.jpg" width="85" height="12" border="0" alt="旧暦"> バリ島 シンガポール マレーシア
 ■ 旧正月の太陽暦(グレゴリオ暦)での日付
2001年=1月24日

2002年=2月12日

2003年=2月1日

2004年=1月22日

2005年=2月9日

2006年=1月29日

2007年=2月18日

2008年=2月7日

2009年=1月26日

2010年=2月14日

2011年=2月3日

2012年=1月23日

2013年=2月10日

2014年=1月31日

2015年=2月19日

2016年=2月8日

2017年=1月28日

2018年=2月16日

2019年=2月5日

2020年=1月25日
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旧正月 中国
 ■ 春節とは?
毎年、中国全土がガラリと様相を変えてしまうほどの盛り上がりをみせる、中国最大のイベントといえば中国の正月、春節(チュンジエ)!
そもそも春節とは何なのでしょう? 春節というのは日本でいう旧暦の正月、日本では旧正月と言われています。実は、かつては日本も“年越し”といえば、旧正月のことだったのですが、明治維新後、政府が太陰暦を太陽暦に変えてから、元旦に正月を迎えるようになったのです。

しかし、アジア諸国では今でも年越しといえば春節を指し示す国が少なくありません。中国、台湾、韓国、北朝鮮、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、モンゴルでは、国の休日として春節を祝っているのです。
中国 文化 台湾 文化 ベトナム 文化 モンゴル 文化
 ■ 日程
春節は太陰暦に基づく祝日なので、太陽暦での日付は毎年違ってきます。下記は2050年までの中国の春節の日付です。中国の春節の休みは1週間。詳細日程は毎年発表されます。

ちなみに2013年12月11日に発表された2014年の休日は、旧暦の1月1日から一週間、つまり1月31日〜2月6日、1月26日(日曜日)と2月8日(土曜日)が出勤というスケジュールで決定しました。
 ■ 中国の春節 〜食べ物編〜
北京を含む中国北方の正月といえば餃子。ちなみに中国で餃子といえば水餃子のこと、焼き餃子は「鍋貼(ゴーティエ)」と言います。大晦日「除夕」から家族が集まって餃子を作ります。年越しに餃子という習慣は明の時代ごろから始まりました。餃子がとてもおいしく、その形が金子や銀子に似ていて縁起が良いからと言われています。

春節当日から5日間かけて餃子を食べる、というのが伝統的な習慣なのですが、最近物質的に豊かになった北京など都市部では、毎日餃子だけを食べ続けるようなことは減ってきています。その代わりにいつもより豪華な料理やお菓子をテーブルに並べたり、家族みんなでの外食を楽しんだりしているようです。

米を主食とする南方では、餃子の代わりに湯圓(タンユエン)をいただきます。湯圓とはトロッととろける餡子やゴマ、ピーナッツなどの具入っている白玉の団子の入ったスープなのですが、満月のように丸く、銀元(昔のお金)のように白く、また発音が団圓(トアンユエン)に近いことから、家族団欒・幸せのシンボルとされています。

その他、春節に好んで使われる食材があり、それらは日本のおせち同様、それぞれにおめでたい意味があります。その体表的なものは下記の通り。
魚……魚は中国語で「余」と同じ発音。毎年余裕のある、豊かな生活になるようにという願いが込められている。

肉の赤身……紅は「鴻」と同じ発音。そのことから「鴻運当頭(幸運に恵まれる)」という願いが込められている。

麺……細長い形状とから、長寿の願いが込められている。

鶏肉……鶏と「吉」の発音が似ていることから、「百事大吉(すべてが吉祥)」という願いが込められている。

白菜……「百財」と発音が似ていることから、財を成すという願いが込められている。
麺類 鶏肉 白菜 魚 レシピ
 ■ 中国の春節 〜飾り付け〜
中国の春節の飾りつけは、赤、黄、ゴールドをメインとしたきらびやかなもの。日本の正月のわびさびの渋い色彩とは対照的です。日本のお正月飾り、門松・しめ縄・鏡餅などに値する春節飾りが中国にもあります。その代表的なものは「福字」・「春聯(しゅんれん)」など。

福字とはその名のとおり、“福”と大きく書かれた飾り物で、家の門や壁に貼ります。この福字は家によっては逆さまに貼ることも。なぜかというと「倒」と「到」の発音が同じことから、「倒福(福が逆さま)」=「到福(福が訪れる)」の意味を表すからです。

春聯は対句の一種で、家の門や入り口に貼ります。そこには新しい年を祝い、豊年を祈り、事業が栄え、人が健康であることを祈る言葉などが書かれています。
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旧正月 モンゴル
 ■ ツァガンサル
モンゴルのお正月は旧正月で「ツァガンサル(白い月)」と呼ばれます。 旧暦に従って決められるので日取りは毎年変わります。(2013年は2月11日)

ツァガンサルには家族、親戚などが集まりごちそうを囲みながら、厳しい冬を乗り越えて春を迎える事に喜び、一年間の幸せを祈ります。「ツァガンサル(白い月)」の白はモンゴルでは純粋さを表現し、モンゴル人が尊ぶ乳の色でもあります。お正月は何も悪いことがない真っ白な月という意味もあるそうです。

元旦には日の出前に起き、きれいな服に着替え、それぞれの幸運の方向に歩き、功徳の方向から戻ります。この儀式の後、大地にミルクを捧げ、日の出とともに家族と挨拶を交わします。家族との挨拶が終わると知人、友人、親戚 とのあいさつに1日何軒もまわります。自分の家に挨拶に来た訪問客をもてなすのも大切な仕事です。家の中は一年で一番大切な日を祝う、それはそれは賑やかで幸せに満ちた空間ができあがります。 ツァガンサルが終わるとモンゴルには春が訪れ、季節の挨拶も「良い冬を」から「良い春を迎えていますか」に変わります。
幸運 パワーストーン
 ■ モンゴルの大晦日
日本の大晦日にあたる日は「ビトゥーン」とよばれ「閉じる」などの意味があります。大晦日は家族が集まりお腹いっぱい食べます。小麦粉の皮で肉を閉じたボーズを食べるのも、幸せを包み込むという縁起かつぎから。この日の夜から、ボーズ責めの日々がはじまります。
小麦粉 大晦日
 ■ 準備
この大行事に備え、1ヶ月も前から準備を始める家庭がほとんど。 1990年の民主化以降、ウランバートルの人々はツァガンサルに渡すプレゼントや食料などを中国内モンゴル自治区の二連浩特(ニレンホト)という町に国境を越えて買い付けに行くことが多くなりました。ウランバートルのツァガンサルの準備は二連浩特から始まるといってもいいでしょう。遊牧民はウランバートルのナラントールザハという一番大きな市場で正月準備を始めます。
ツァガンサルの重要な料理ボーズ(モンゴル蒸し餃子)は皮から作って肉を包み、外で凍らせていきます。
一家庭で千個くらいを家族総出で作り準備します。その他、ごちそうの準備、買い物、大掃除・・・一年で一番大切な日を迎える準備は続きます。
餃子 掃除用品 国境
 ■ ツァガンサルをいただこう!
ツァガンサルはモンゴルのお祝いのごちそうでいっぱい。 あいさつ回りをすればそれぞれの家でもてなされます。 アツアツのボーズは最初に3個以上自分の皿に取るのが礼儀、アルコール度数が強いアルヒ(ウォッカ)も3杯飲むのが礼儀、その他サラダに乳製品、モンゴル版お赤飯のようなもの、飴、チョコ、ワインなどなど!とにかく薦められます。 これが一日に何軒もするあいさつ回りの一軒一軒で繰り広げられるのです!

ツァガンサルのごちそう

ボーズ

ボーズ(蒸し餃子)
刻んだ肉を小麦粉の皮で包んで蒸した小龍包のような料理です。お祝いには欠かせないモンゴル料理の代表。


(手前)オーツ
(奥)ヘヴィンボーブ

オーツ(羊の丸茹で)
ツァガンサルには欠かせない、いかにもモンゴルらしい料理。肉はしきたりにそって盛り付けられています。大きな部分は腰からお尻の脂肪でまずここからナイフを入れます。

ヘヴィンボーブ(巨大ビスケット)
木製の型(へヴ)で形をとった平たい楕円形の揚げ菓子。下から「幸せ・不幸せ・幸せ・・・」と数えるので奇数段積み上げて、乳製品や飴、角砂糖などで飾ります。


[その他]ウゼムテイボダー(モンゴル版お赤飯?)
干しぶどうを入れて甘く炊いたご飯です。家によっては乳製品で炊くものもあり、モンゴル人は大好きですが、普段のお米を食べなれている日本人には少々キツイかもしれません。

アイラグ(馬乳酒)
真っ白なアイラグも「白い月」にはかかせません。 この時期に出されるのは秋から保存しておいたものです。 酒といってもアルコール度数は1〜2%ほど。

シミンアルヒ(乳蒸留酒)
日本酒のようで飲みやすいので、飲みすぎに注意!

アルヒ(ウォッカ)
3杯飲むのが礼儀ですが、アルコール度数は40%以上も。要注意!!
モンゴル 料理 チョコレート 明治 ワインセラー 乳製品
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旧正月 沖縄
 ■ 旧正月(ソーグヮチ)
本土復帰前に琉球政府によって「新正月一本化」が推奨され、現在沖縄では新正月が主流となっていますが、一方で、神仏への御願のために旧正月と新正月の両方を祝う家庭もあります。旧暦の年の瀬になると、炭を昆布で巻いたお供え飾りや正月料理の食材など普段みかけない商品が店頭に並び、新正月ほどではないものの市場やスーパーは買物客で賑わいます。そして家庭では、神仏に正月飾りや盃を供えて家族の健康と繁栄を祈願すると共に、ささやかに新年を祝います。糸満市などの漁業の盛んな地域は旧暦が色濃く残り、旧正月元旦の早朝、漁港では縁起物の大漁旗がなびき、家庭では御馳走がふるまわれハレの日を祝います。
市場 全国 神仏 漁港 縁起物
 ■ 食べ物
お正月といえば、思い浮かぶのがお節やお雑煮などのお正月のごちそうの数々ですが、沖縄にはもともと年越しそばやお雑煮を食べる習慣はなく、お節料理もいわゆる本土のお節料理とは違った沖縄のお祝いの料理をいただきます。豚料理を中心に、豚の内蔵を使った中身汁、本土と共通して縁起のいい食材とされる昆布を使った昆布巻きやクーブイリチ(昆布と豚肉の炒め物)に、親芋に子芋が数個くっついてくるので子孫繁栄を表す縁起のよい食べ物とされる田芋を使ったターンムでんがく(本土で言えば栗きんとんに近い食べ物)などが沖縄のお祝いの席の定番メニュー。それに加えてんぷら(衣が厚い沖縄のてんぷら)や各種オードブルなどが並びます。

ちなみにオードブルと聞くと、シュリンプカクテルやカナッペなど軽い前菜的なメニューを想像しますが、沖縄で言うところのオードブルはちょっと意味が違って、唐揚げや海老チリ、肉団子などいわゆるお酒のおつまみにもなるおかずの詰め合わせのこと。町の商店でも看板に大きく書かれた「オードブル」の文字を頻繁に目にしますし、お盆やお正月などの祭事の時期にはスーパーにずらりとオードブルのセットが並びます。沖縄の人々にとって、人が集まる時にはかかせないのがオードブルなのです。

最近は内地からの移住者も多いので、沖縄でも普通にお節料理が売られていますし、また年越し蕎麦の代わりに沖縄そばを食すのが定着しつつあります。旧正月から新正月へと移行したことや時代の流れで、ずいぶんと本土の風習が沖縄にも馴染んできているようですが、基本はちゃんぷるー文化。沖縄と本土の風習が上手い具合に混ざり合い、どこかちょっと沖縄風にアレンジがされ面白い形になっているのが興味深いところです。
沖縄 旅行 オードブル 肉団子 祝 料理
 ■ 門松
食べ物以外でちょっと目を惹くのが沖縄の門松。もともと沖縄には門松を飾る習慣はありませんが、企業や店舗の門松にはじまりずいぶんと一般化してきているようです(といってもまだまだ個人宅で門松を飾る家は少ない)。そのため、街を歩いていると時にずいぶん独創的なデザインの門松に出会ったりします。また、しめ縄飾りも本土のものとは違い、みかんと炭と昆布が飾られています。みかんは橙色から金(金運)と代々、炭はいつまでも朽ちないことから家運繁栄、昆布はご存知のとおり喜ぶの意がこめられています。
みかん 炭 竹 昆布
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旧正月 韓国
 ■ ソルラル(旧正月)
韓国では太陽暦のお正月よりも陰暦の新年、つまり旧暦の新年が本当のお正月として大切に考えられています。陽暦の1月1日を「新正(シンジョン・??)」、それに対して陰暦の1月1日を「旧正(クジョン・??)」。また、旧正月のことをソルラル(??)と呼んでいます。では今回はこの名節の中でも韓国人最大のイベント、ソルラル(=旧正月、陰暦1月1日)についてご紹介します。
毎年ソルラル前後には人口の3分の2以上もの人が故郷に帰省する「民族大移動」が起こります。ソウルから釜山まで普段なら車で5時間で行けちゃう距離なのに、この時ばかりは普通10時間以上、中には24時間もかかった〜なんて人もいるぐらい。
なんでソルラルにそんな苦労してまで故郷に帰省するのかって?その理由はたったひとつ!家族みんなで民族の名節であるソルラルを送るため、家族みんなでワイワイ楽しいひとときを送るため、なのです。
国でもソルラル前後3日間(陰暦12/30、1/1、1/2※毎年変わります。)を公休日にし、また会社によってはもっと長〜い連休になったりします。
 ■ 韓国の旧正月に行われる歳時風俗
ソルラルの朝は、歳饌(=セチャン、ソルラルの食べ物を総称する)、歳酒(=セジュ、ソルラルの時に出4てくるお酒)を並べ、祭祀(チェサ・??(法事))を行います。歳饌にはトックッ(お餅の入ったスープ)が代表的な食べ物。祭祀を終え、家族や親戚、または近所に住む目上の人に歳拝(=セベ、年の初めに目上の人に対して行う挨拶)をし、徳談(=トクダン、旧正月に交わす幸運や成功を祈る言葉)を交わします。「セヘポッマニパドゥセヨー(新年福をたくさんもらってください)」が最もポピュラー!祭祀を終えると、祖先のお墓に行って送旧迎新(旧年を送って新年を迎えること)を祈る省墓(ソンミョ)を行います。このように、先祖に挨拶をするというのが韓国のお盆・お正月の一般的な光景です。
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