EC-JOY!ギフトはこちら→    
ハローウィンについて
■ Halloweenとは
■ 起源

■ Trick or Treatの由来
■ イギリスでは
■ アメリカでは
■ 日本では
■ Halloweenのいいつたえ
■ Halloweenの伝説
 「ジャック・オー・ランタン」の由来・意味
■ ジャック・オ・ランタンを作ろう
ハローウィンの時に合うお菓子
パンプキンパイ
■パンプキンクッキー

かぼちゃマフィン
■ かぼちゃのシュークリーム

■ アップルパイ
ハローウィンと魔女
■ 魔女について
■ 魔女と不思議な力
■ 現代の魔女

■ ハローウィンと仮装
■ 定番のお菓子
■ ハローウィンと聖なる火(炎と魔除け)
■ 火に弱い理由

ハローウィンに観たい映画
■ オススメの映画
ハローウィンについて
 ■ Halloweenとは
万聖節(キリスト教で毎年11月1日にあらゆる聖人を記念する祝日)の前夜祭。
秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す祭りです。

語源・・・Hallow(神聖な)+een(even=evening)
万聖節はAll Hallow'sと言います。その前日である事からAll Hallow's Eveと呼ばれていたのが、Hallow E'enとなり、短縮されてHalloweenと呼ばれるようになったというのが 有名な話です。
キリスト教 信者
 ■ 起源
数千年前の古代ケルト民族の祭り(Samhain)が起源と言われています。
古代ケルト民族は、1年の終わりを10月31日と定め、その夜を死者の祭としました。それは死者の霊が親族を訪れる夜であり、また悪霊が 横暴し、子どもたちをさらったり、作物や家畜に害をなす夜でもありました。死者の霊を導いたり、また悪霊を払いさったりする為、焚き火は不可欠なものとなったのです。

古代ケルト人と古代ローマ人がブリテン島を征服してから両民族の祭りが組み合わさっていきました。
起源は古く、古代ケルト民族のドルイド教の収穫祭の行事に、ローマの果家女神Pomonaの祭が加味されたものらしいです。 その後、キリスト教が伝来していき、現在のHalloweenという名前になったのです。
つまり、Halloweenは、古代ケルト・古代ローマ・キリスト教という3つの要素が混合したものなのです。

ラテン系国家では、宗教的色彩が強いが、イギリス・アイルランド・アメリカでは民族的習慣が教会的儀常時と並行して残存しています。
祭り 日本 祭り 世界 悪霊
■ Trick or Treatの由来
子供たちがお菓子をもらうために「Trick or Treat」と言う習慣は、古代ケルトの「Souling(ソウリング)」と呼ばれる習慣が由来となっています。「諸聖人の日」の翌日11月2日は「死者の日(万霊節)」と呼ばれ、煉獄(罪を清め浄化が必要な霊魂が残る場所)にいる死者の魂に祈りが捧げられます。この「死者の日」には仮面をかぶった子供たちが歌をうたいながら家々を回って「ソウル・ケーキ (soul cake) 」を乞い、受け取った「ソウル・ケーキ」は亡くなった霊魂を天国に導く儀式に用いるという習慣がありました。ケーキを乞う行為は「Souling」と呼ばれており、「ハロウィン」における「Trick or Treat」の習慣の由来とされています。
■ イギリスでは
HalloweenよりGuy Fawkes Day[Night]ガイ・フォークス・デー(11/5)の方が盛ん。こちらにHalloweenが吸収されたと言えます。
Guy Fawkes Day[Night]・・・イギリスの熱烈なカトリック信者であったGuy Fawkesは、1605年国会議事堂の地下室に火薬を仕掛けて国王ジェームス1世の暗殺を 企てましたが、直前に発覚し処刑されました。カトリック側のこの陰謀を怒った議会は、翌1606年「神の助けと法王への憎しみを忘れぬために」この日を記念日に定めました。 この火薬陰謀事件(Gun Powder Plot)の記念日がGuy Fawkes Day[Night]です。 毎年11/5には子どもたちは町のとおりにGuy Fawkesに見立てたぼろ人形を作って置き、 大人が歩いてくると「A penny for the Guy(ガイのために1ペニーのお恵みを)とねだります。 そして最後には、この人形に火をつけて焼き捨てる。当日はBanpire Nightボンファイアー・ナイトとも言われ、花火を上げたり祝いの大かがり火をたいて祭を終えます。
イギリス 雑貨 イギリス  素材集/クリップアート集
■ アメリカでは
子ども達の大晦日とも言われているとか・・・
アイルランド系の移民などに持ち込まれた習慣なのに、本場アメリカとも言われています。

街はHalloweenを象徴する色、オレンジと黒を主に、Jack-o'-lantern(かぼちゃをくり抜き目・鼻・口をつけた提灯)、黒猫、ガイコツ、クモやクモの巣で飾られます。
当日、夜になると子どもたちは思い思いに仮装し、近所を「Trick or Treat」と周りお菓子をもらいます。
最近は事故防止のために、色々と工夫して周るようですね。
大人たちもコスチュームパレード・パーティ・Mallや教会のお祭に参加をし、Halloweenを祝います。
パーティーの一般的なゲームとしては、リンゴを水に浮かべ、手を使わずに口でリンゴをgetするというものがあります。
アメリカ 旅行 アメリカ合衆国 アメリカ  英会話/検定 アメリカ 生活
 ■ 日本では

日本で「ハロウィーン」が年間のイベントとして行われるようになったのは最近の事です。
それまで日本では「ハロウィーン」は「海外のお祭り」という認識しかされておらず、それを実際に行う所はありませんでした。
しかし、海外の映画が当たり前の様に見れるようになってからは、大きなテーマパークでもイベントが盛んに行われる様になったり、地域で仮装パレードを行う所も出てきました。
ただ、本場のように家を飾ったり、子供達が仮装して近所を歩き回る習慣は定着していないのが現状でもあります。

それに本来の「ハロウィーン」はキリスト教やケルト文化によって生まれた宗教的な意味のある行事なのですが、日本で行われる「ハロウィーン」は完全に「娯楽」の一環になっています。
そのため多くの日本は「クリスマス」と同じ様に「ハロウィーン」を「季節のイベント」の一つと考えており、本来の意味を知らない人も少なくありません。

仮装に関しても、日本の民間伝承に出てくる妖怪やオバケは海外の「ハロウィーン」には似合わないので、大半がアニメや漫画のキャラクターを真似た格好が多い様です。
たしかに難しく考えるより、気軽に楽しめる方が受け入れやすいですね。

 ■ Halloweenのいいつたえ 【将来の結婚相手を知る方法】 
結構昔から親しまれている色んなイベント事には言い伝えの様な物が存在します。もちろんハロウィンでも様々な言い伝えが有るのですが、どんな言い伝えが有るのかご存知でしょうか。もしあなたが今独身の場合、将来の結婚相手が分かる言い伝えが有ったとしたらどうするでしょう。試してみたいとは思いませんか。内容をご紹介してみたいと思います。

【畑で分かる】
ハロウィンの夜に、若者が畑に行き、小道に種か灰を巻きながら歩いていたとします。もしその巻いて歩いている若者の後ろを、若い女性がついて歩いていたとしたら、その女性は将来その若者のお嫁さんになると言う言い伝えが有ります。

【りんごで分かる】
ハロウィンの日の真夜中にりんごを食べます。食べたら決して後ろを振り向かないで、鏡を覗き込んでみると、そこには将来結婚するであろう人の姿が映し出されると言う言い伝えが有ります。

【靴】
ハロウィンの夜に、若い女性が一人で道のT字路で靴を脱いで、そのまま後向きで、歌を口ずさみながら誰とも決して口をきくことなくベッドに入って寝る事が出来たら、将来の旦那さんが夢の中に表れると言う言い伝えが有ります。

将来の結婚相手に出会う事が出来る言い伝えは、ハロウィンだけでは有りませんが、ハロウィンの夜、こっそりとこの言い伝えを実行してみて、もしも言い伝え通りだったら、素敵な伴侶が分かるかもしれません。一晩限りの夢として是非一度試してみてはいかがでしょうか。
畑 種 リンゴ りんご 結婚相手
 ■ Halloweenの伝説
=アイルランド=
死者が悪魔・魔女・幽霊・妖怪・黒猫などになって、地上に現れて騒ぎまくり、ありとあらゆる意地の悪い危害を加えると信じられていました。 彼らの身を守るためには、焚き火が必要。人々は丘の頂上にかがり火をたき、その火でたいまつをともし、丘を下ったのです。 しかし、このような習慣はすたれ、焚き火の代わりにろうそくを用いるようになりました。 にれ・はしばみ・ひいらぎなどの植物も悪魔を追い払う護符でした。

=スコットランド=
魔女が魔法の杖をペットに置き、黒猫に付き添われて煙突から抜け出し、ほうきの柄にまたがって空へ飛び去っていくと信じられていました。
アイルランド スコットランド 魔女 魔法
■ 「ジャック・オー・ランタン(Jack-o’-Lantern)」の由来・意味
「ジャック・オー・ランタン」はアイルランドまたはスコットランドに伝わる民間伝承の主人公・ジャックが由来となっています。「Jack-o’-Lantern」は「Jack of the Lantern」の省略形で、「ランタンを持ったジャック」といった意味。

内容
酒好きでずる賢くケチなジャックはいつものように飲んだくれたいたある日、悪魔に出会い、悪魔はジャックの魂を取ると脅してきたが、ずる賢いジャックは「木になっているリンゴをとってくれたら魂をあげよう」と交渉します。
悪魔は条件をのみ、悪魔がリンゴを取りに木にのぼった隙にジャックは木の幹に十字架を刻んだ。十字架が怖い悪魔は木から降りらず、ジャックの魂をとらないとういう交換条件をのまされました。

ジャックは年をとって死んでしまったが、生前良いことをしていなかったため天国に行けず、さりとて地獄にも行けない身となってしまいました。
光がないあの世とこの世の堺でさまようことになったジャックは悪魔に地獄に入れて欲しいと頼むが断られ、元来た道を帰るようにと言われます。
光がなく真っ暗な道であったためジャックが灯りが欲しいと頼んだところ、悪魔は火の魂をひとつジャックに渡しました。ジャックは火の魂をカブの中に入れ、その灯りをランタン代わりにし一人あてもなくさまようこととなったのです・・・。

ジャックが持っていたのはカブのランタンでしたが、アメリカではカブに親しみがないためカボチャに置き換えられました。この伝承から「ハロウィン」の日にはカボチャのランタンを作るのが習慣となったのです。(スコットランドでは現在もカブをランタンにしている)

ティム・バートンの映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の主人公・ジャック・スケリントンの由来にもなっています。

ランタン かぼちゃ
 ■ ジャック・オ・ランタンを作ろう
ハロウィンと言ったら欠かせないアイテムがカボチャの提灯です。名前を「ジャック・オ・ランタン」と言います。

カボチャを繰り抜き、目と鼻、口を付けてロウソクを入れて灯りを灯すものです。

買ってきても良いですが、ハロウィンらしく本物感を出す為に実際に自分で作ってみると言うのも良いと思いますので試してみてはいかがでしょうか。

【ジャック・オ・ランタンの作り方】
・作りたい大きさ、お好きな形のカボチャを用意します。

・カボチャの底を切り抜いて穴を開け、中身を綿毎繰り抜きましょう。切り抜いた底は後で使いますので丁寧に切り抜いておきましょう。また、カボチャの中は皮もある程度薄く繰り抜いておくと、後で顔を作る時に便利です。
また、繰り抜く時には大きめで硬めのスプーンを使うと便利です。

・中身を繰り抜いたら顔を作ります。作りたい顔の下書きをカボチャにして、小さめのナイフ(果物ナイフかなんか)で目や鼻、口を切り抜きます。

・最初に切り抜いたカボチャの底に太めの釘を刺し、ロウソク立てにしますので、カボチャの大きさに合わせたロウソクを釘に刺して下さい。

・ロウソクを立てた底をカボチャにはめ込み、ガムテープか何かで落ちない様に止めます。この時見た目を考えて、ガムテープが正面から見えない様に止めましょう。

・カボチャに開けた目や鼻、口の穴からロウソクに火を点けたら「ジャック・オ・ランタン」の出来上がりです。
ろうそく キャンドル 果物ナイフ ガムテープ
 TOPへ戻る

ハローウィンの時に合うお菓子
 ■ パンプキンパイ
【パンプキン】
ハロウィンの定番的お菓子と言ったらパンプキンパイです。その作り方をご紹介します。

【材料(パイ生地)】
・強力粉、薄力粉、バターを各60g
・塩・・・小さじ1/3
・水・・・50ml

【材料(その他)】
・カボチャ・・・250g(またはカボチャペースト)
(皮と種を取っておきます)
・砂糖・・・60g
・バター・・・15g
・生クリーム・・・50ml
・卵(黄身のみ)・・・中2個
・強力粉、粉砂糖

【作り方】
・ボールにパイ生地の材料を水以外入れて混ぜ合わせます。
・真ん中にくぼみを作ったら、水を入れて、粉の感じが無くなるまで混ぜ合わせていき、冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。

・生地を寝かせている間に、中身を作ります。
カボチャは適当な大きさに切って蒸し、砂糖を加えて潰します。そして火にかけながら水分を飛ばしていきます。
・このカボチャに、バターと生クリームと黄身を加え、よく混ぜ合わせます。

・作業台に強力粉を振り、そこにパイ生地を取り出して適当な大きさに伸ばして3つ折りにします。折った生地を、先程伸ばした大きさまで再度伸ばし、また3つ折りにして、ラップに包んで再度冷蔵庫で30分程寝かせます。

・寝かせた生地を取り出し、パイ皿に伸ばして敷き詰めます。この時余った生地は切り落としておきましょう。そして、縁をフォークで押さえて、生地の上にクッキングシートと重りを乗せて200℃のオーブンで15分程、重りを取って再度10分程焼き上げ生地の完成です。

・焼き上げた生地に、カボチャを練り込んだ物を入れて、180度のオーブンで15分程焼きます。

・焼き上がったら、粉砂糖を振りかけて飾り付けて完成です。
ケーキ パイ パイ 生地
 ■パンプキンクッキー

【パンプキン型クッキー】
≪用意する物≫
クッキーの型・・・カボチャの形をした物等がベストです。

≪材料≫
バター・・・200g
砂糖 ・・・300g
卵 ・・・2個
小麦粉・・・600g

≪作り方≫
1.最初にバターを室温の状態に戻してあげます。
2.室温に戻ったバターと、砂糖を混ぜ合わせてよく混ぜます。
3.砂糖とバターを混ぜた物に、卵を加えて全体的にサクッと縦に切る様に混ぜ合わせます。この時「サクッと」と言うのがコツなので、混ぜ合わせ過ぎない様にして下さい。
4.材料を混ぜ合わせた物に、ふるいにかけた小麦粉を混ぜ合わせていき、手で押しつける様な感じで生地を練り合わせて下さい。
5.練り上げた生地を冷蔵庫に入れて1時間ほど寝かせます。

これで、生地は出来あがりです。ここまではとても簡単ですよね。

6.生地が出来たら、クッキーの型に生地を流してあげて出来あがりです。カボチャの型を使っているなら、チョコレート等で顔を書いてあげても良いかもしれません。

カボチャは顔を付けたら「ジャック・オ・ランタン」として名前を付けても良いですので、一気にハロウィンらしくなると思います。
とっても早く出来て、とっても簡単なパンプキンクッキーを是非作ってみて下さい。

クッキー 型 クッキー お菓子
 かぼちゃマフィン

【かぼちゃマフィン】
≪材料≫
薄力粉を90g
ベーキングパウダーを小1
卵(中)を1個
グラニュー糖・バターを各50g
牛乳を50cc
かぼちゃを100〜150g

≪作り方≫
1.かぼちゃの下ごしらえをします。先ずかぼちゃを2〜3cm位の大きさに切って、電子レンジで2分程過熱し、柔らかくします。

2.柔らかくなるとかぼちゃは扱いやすくなるので、皮を切り取り、冷めない内に潰してペースト状にしたら、冷ましましょう。

3.バターは室温に戻しておいて、戻ったらボールに入れてクリーム状に泡立て器を使って泡立てます。更にグラニュー糖を混ぜ入れてよくかき混ぜましょう。

4.3番の工程が終わったら、そこに卵と2で作ったかぼちゃのペーストを加えて更によくかき混ぜていきます。

5.4に牛乳を加えて更に混ぜます。

6.薄力粉とベーキングパウダーは2つとも混ぜ合わせておいて振るいにかけておき、5に加えてさっくりと縦に切る様に混ぜ合わせます。混ぜ過ぎない様にするのがコツです。

7.マフィン用のカップを用意し、その中に適度に生地を入れたら、オーブンを170度に熱してから20〜25分程焼いていきます。焦げない様に様子を見ながら焼いていきましょう。

これで、かぼちゃマフィンの完成です。

マフィン
 ■ かぼちゃのシュークリーム
【かぼちゃのシュークリーム】
≪材料≫
かぼちゃ
バター

小麦粉

卵黄
砂糖
牛乳
バニラエッセンス


≪作り方/シュー≫
1.小麦粉(75g)をふるいにかけて、粉々の状態にします。
2.卵3個を溶き解しておきましょう。
3.鍋を用意し、水(90cc)とバター(70g)を入れて沸騰するまで火にかけておきます。
4.ふるいにかけた小麦粉と溶き解した卵を3の鍋の中に入れて、混ぜ合わせます。この動作は素早く行いましょう。
5.油は揚げ油ですので、中温になるまで熱し、4で作った生地を丸くしながら入れて揚げます。
6.両面が揚がったら油から上げましょう。

≪作り方/カスタード≫
1.卵3個を卵黄と卵白に分けておきます。
2.牛乳(300cc)を鍋に入れて温め、卵黄、砂糖(60g)、かぼちゃ(1/4個程)、小麦粉(大3)を鍋に一緒に入れてかき混ぜます。
3.鍋に火を入れて沸騰してきたら、よくカスタードを練り込んでいきます。
練っていい感じの硬さになったら粗熱を取り、バニラエッセンスを少し加えてカスタードの完成になります。

≪仕上げ≫
先に作っておいたシューの中にカスタードを入れれば、かぼちゃのシュークリームの完成です。
シュークリーム
 ■ アップルパイ
【アップルパイ】
ここで作るのは、通常のアップルパイではなくて、りんごを丸ごと入れてしまったアップルパイになります。
見た目は面白いのに、簡単に作れてしまうアップルパイは、ハロウィンには欠かす事の出来ないお菓子です。

【材料】(4人分)
パイシート(冷凍でも可)…500g
りんご…4個
シナモンパウダー
ラム酒
卵(卵黄のみ)

【アップルパイの作り方】
1.りんごを丸いままで皮を剥き、芯を繰り抜いておきます。そして、シナモンパウダーをお好きな量だけりんごの表面に全体的に塗します。

2.りんごが包める位の大きさに冷凍パイシートを伸ばします。大体25cm四方の正方形位が適当です。これを4つ作ります。

3.2で伸ばしたパイシートに、1で下ごしらえしたりんごを真ん中に乗せて、上から適量ラム酒をふりかけます。

4.パイシートの角を持って中心に向かってりんごを包み込みます。パイシートが余っていたら、キュッと包み込みましょう。

5.パイシートの表面に溶き解した卵黄をハケで塗ります。これをする事でパイ生地に照りが出ます。

6.180℃に熱したオーブンに入れて50分ほど焼くと、アップルパイが出来上がります。

結構簡単に作れるのに、すごく美味しく出来上がります。また、丸ごとりんごを使っているので、お子様にも喜ばれます。是非チャレンジしてみて下さい。
アップルパイ りんごジュース
 TOPへ戻る

ハローウィンと魔女
 ■ 魔女について

今の私たちが「魔女」と聞いて想像するのは、真っ黒な服を着て箒で空を飛んだり大きな鍋で怪しげな薬を作っている年老いた女の人でしょう。
しかし、この「魔女」と呼ばれる言葉や考え方は時代や宗教によって様々な定義があるので、現代では一つに絞ることは非常に難しくなっています。
なので、ここでは沢山ある「魔女」の考え方の中で共通している点を紹介して行きたいと思います。
まず最初に「魔女」とは、一般的に悪魔や黒魔術と呼ばれる人に害を与える魔法を使ったり、子供達が読む物語の中では主人公を苦しめる悪者だったり何かとマイナスの部分が強調されています。
ですが、それはヨーロッパにキリスト教が広まった際に人々が知らない知識や聞いた事のない薬草を使う人は「悪魔」の様に人に害を与える存在の手下になっていると思われたせいなのです。
しかし、本当はキリスト教が広まる前から先人達の知恵を応用していたり、親から子に受け継がれてきた薬を作っていたに過ぎないのです。
日本でも困った際に「お婆ちゃんの知恵袋」や「亀の甲より年の功」という言葉があるように、年配者は時に現代の科学で解明される事を年月の中で直感的に分かっていた部分があるのです。
それは仕組みが分からない人に手品が「本当の魔法」に見える様に、女性達が見せる不思議な現象を人々が「悪魔の力」だと勘違いしたのです。
その勘違いが恐怖心に変わって「魔女狩り」と呼ばれる恐ろしい裁判が行われた事もありますが、今では科学の進歩や神秘的な出来事を無闇に差別する事もなったので「魔女」は私達にとって仮装の定番になるほど親しみやすい存在になりました。

 ■ 魔女と不思議な力
西洋では「ハロウィーン」が行われる夜は妖精や魔物などが暮らす「別の世界」の入口が開いて人々が迷い込んだり、時に連れ去れれる日だと信じられていました。
なので、その日に「占い」をすると未来が見えたり、「呪い」の場合は成功する事が多いと信じられてきました。
この事について証明できる科学的な根拠や、本当だと断言できる証拠は何もありませんが、今でも私達が暮らしている世界とは違う「異世界」の存在を信じる人は少なくありません。

科学が発達した現代人の中でも「異世界」や神秘的な力を信じている人が居るのですから、更に昔の人々にとってカードや一見すると不気味や道具で儀式を行う女性(国によっては男性の場合もある)が未来を占ったり、時に願い事が叶う場面は想像以上に驚くべき事だったと思います。

この様な儀式は、詳しく調べてみると先住民達の「祭」や「年間行事」の一つに過ぎなかったという場合もあります。
しかし、それがキリスト教の普及と共に違う神を奉る「不気味な儀式」という部分が強調される様になって、儀式の本来の意味ではなくイメージだけが先行して広まり儀式を行う人々の中で特にイメージに残る「魔女」等が「ハロウィーン」の日に人を「異世界」に連れ去る妖精や魔物と同じ扱いをされるようになったと思われます。

そんな時代背景があったので季節を問わず活動していた「魔女」が何時の間にか「ハロウィーン」に欠かせないキャラクターの一つとして数えられるようになったのでしょう。
更に全身を黒で統一したイメージも暗闇で人々を狙っている異世界の住人という考え方が今も残ったためだと考えられています。
 ■ 現代の魔女

現代では、イギリス等で「魔女」を一つの職業として生計を立てている女性達が居ます。
その中には何代も前から「魔女」として続く家系もあれば、誰かに弟子入りして「魔女」になる人も居ます。
そんな彼女達の仕事を簡単に説明すると、決められた時間の中で店にやってきた人の相談者になったり、問題を解決する「儀式」を行うのです。
要するに少し変わった「お悩み相談室」を生業にしているのです。

ですが、その方法が普通の「相談室」とは違うのです。
同じ内容で出向いたとしても、ある人は占いで使われるタロットカードを使ったり、ある人は家系で受け継がれている独特の方法を行なったりと対応は会う「魔女」によって違ってくるでしょう。

しかし、対応が違っても相手の抱えている問題や不安を和らげる方法は現代の心理療法に通じる所があるのです。
その様な事から海外で「魔女」が一つ職業として成り立っている国では、魔女の組合があって精神科や心療内科に行くべき人が来たときは専門医を紹介する仕組みになっている所もあるそうです。

医者が心の病気について専門的に治療する前から、自分達の方法で「患者」ともいえる人達に頼られていたと思うと、先人達の知恵や現代まで受け継がれてきた「魔女」という存在は物凄いのだと改めて実感させられますね。

魔女 えほん 魔法使い
 ■ ハローウィンと仮装

「ハロウィーン」では家の周りをカボチャのランタンで照らし、オバケや魔女を象った飾りを付けるなどして、少し不気味な雰囲気を演出するのが一般的です。
そうして家の飾りが終わると、次は子供達が自分達の用意した衣装に着替えて街に繰り出す。
元々「ハロウィーン」の仮装は、十月三十一日に現世に現れるとされる「異界」の住民から仲間だと思わせて身を守る「隠れ蓑」として行わおこなわれていました。

そのため、昔の仮装は不気味なモノや怖ろしいモノを中心に今でも民間伝承に登場する人に害を与える妖精や精霊だったり、「死」を連想する「死神」や、不死の怪物、黒魔術を使う者、他にも民話の怪物などが含まれます。
他にも「幽霊」・「魔女」・「コウモリ」・「黒猫」に「ゴブリン」や死期が近い人間の前に現れる「バンシー」と呼ばれる女の妖精に「ゾンビ」などがあります。
他にも文学作品で有名になった「ドラキュラ」や「フランケンシュタイン」のような怪物もあります。

これら「異界」や「怪物」の様な存在は「ハロウィーン」の時期になると、飾りや雰囲気を盛り上げるシンボルをして使われる事もあります。
ですが、時代が進むごとに子供たちの仮装は「ハロウィーン」の本来の「隠れ蓑」の役割が薄くなり、好きな格好をして楽しむ事が主な理由になっています。

そのため「ハロウィーン」の時期に海外の服飾店に行くと、明るいイメージの可愛い洋服や有名な映画の衣装に留まらず、日本のアニメや漫画のキャラクターの衣装まで取り揃えているのです。
「お祭り」としての意味合いが強くなった現代の「ハロウィーン」では、普段は出来ない格好をして楽しむ方がある意味で正しいといえますね。

 ■ 定番のお菓子

現代の「ハロウィーン」では、子供達が仮装してお菓子を貰うことが定番になっています。
「ハロウィーン」が一般の人々の間に広がる以前は、キリスト教徒が「死者の日」と呼ばれる十一月二日に「魂のケーキ」と呼ばれている四角い(干しぶどう等が入った)パンケーキを持ち歩いたり、それが無くなったら家々を回って恵んでもらいながら色々な場所を歩いていました。

また、現在のブルターニュと呼ばれる地域に住んでいるケルト民族の一部分では、「小さな角(Kornigou) 」と呼ばれるお菓子を焼くことで「ハロウィーン」の元になった「サムハイン祭」の訪れを予告したそうです。
この「小さな角」とは、あの世の王国へ戻るときに角を落とす冬の神を記念するために作られるので、枝角(えだつの)の形に焼かれたケーキを指します。

そんな「ハロウィーン」も、現在ではアメリカで大々的に行われるイベントと思われているので、この時期のお菓子作りの本にもアメリカで食べられる菓子を掲載する場合があります。
そんなアメリカで「ハロウィーン」の定番となっているお菓子とは、一つはトウモロコシの粒を模した三色の「キャンディーコーン(candy corn)」です。
材料は主に砂糖、コーンシロップ、蜂蜜で「ハロウィーン」用の「キャンディーコーン」の配色は、一番下が黄色、真ん中がオレンジ、上が白の三色になります。

また、アメリカでトウモロコシの他に食べられる事が多いのが林檎です。
そして、日本でも馴染みがある「りんご飴(キャンディ・アップル/candy apple)」も人気のお菓子です。
アメリカでも「りんご飴」は林檎を甘いシロップで多い、スティック付きの形で売られています。
西洋では古来から秋の収穫祭の時期によく振舞われているので「ハロウィン」では定番となっています。

 ■ ハローウィンと聖なる火(炎と魔除け)

「火」は古今東西、どの宗教、民族、地方にとっても神秘的かつ、最も身近なもの存在です。
闇を照らし、温もりを与えて、時に文明を発展させる手助けもしてくれます。
そんな「火」は「ハロウィーン」においても重要な役割がありました。
特に今でも民話や神話が多く残っている国では「ハロウィーン」の夜は先祖の霊だけでなく、「悪魔」・「魔女」・「幽霊」・「黒猫」などに化けた死者が地上に現れて大騒ぎをして、畑や作物を荒らしたり、人を異世界へさうなど意地の悪い危害を加えると信じられていました。

そんな死者から身を守り、帰ってきた先祖の霊を家へ導くために魔除けの力が込められた「聖なる火」が必要でした。
その「聖なる火」を得るために、人々は「ハロウィーン」の夜に丘の頂上で火をたき、その火で持ってきた松明(たいまつ)に移して丘を下ったり、朝になるまで火を燃やし続けたりしました。
そうしないと、現世に現れた死者に異世界へ引きずり込まれたり、原因不明の病になると本気で信じられていたのです。

しかし、時代が経つにつれて焚き火が規制されてしまったり、習慣自体が忘れられたりして、焚き火の代わりにろうそくを用いるようになりました。
または「楡(にれ)」・「榛(はしばみ)」・「柊(ひいらぎ)」などの植物も古くから「悪魔を追い払う」として護符に用いられていました。

魔除け
 ■ 火に弱い理由

「ハロウィーン」で子供達が仮装する様な「魔女」や「幽霊」に限らず、人に悪さをする「悪魔」や「妖怪」は「火」に弱い事が多いです。
その理由としては、まず「火」は明るいので「闇」を象徴する「魔」に属する者は「火」の放つ「光」に弱いと考えられているからです。
しかし、世界中には様々な妖精な悪魔が居るので、その中には弱点をなる筈の「火」を操るタイプも居ます。
これは単純に人が「火」に持っている「恐怖」を分かりやすくしたためでしょう。

また、宗教的な見方をすると「火」は世界が出来た当初は「神様」しか持っていなかった力であり、時に人が神様から盗んだ、または邪悪な者から神様が人を守る術として「火」を与えたと間がられています。
そのため、神様と対照的な存在である「悪魔」などは「火」に弱いと考えられているのです。

たしかに「火」は私達に様々な形で利益を与えてくれたり、時に身を守る方法にもなります。
しかし、祭や行事で「火」が重要なのは神聖なだけでなく、扱い方を間違えると私達にも危険な存在である事を忘れないための「戒め」の意味を兼ねているのかもしれません。

 TOPへ戻る

ハローウィンに観たい映画
 ■ オススメの映画
E.T.(イーティー、E.T. The Extra Terrestrial)
不朽の名作「E.T.」。あまり印象にない方も多いかもしれませんが、映画の後半部分はハロウィンなんです。
また、この作品をきっかけに日本にハロウィンの文化が広まったとも言われています。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(The Nightmare Before Christmas)
今ではディズニーのキャラクターとしてもおなじみのジャックが登場するストップモーション・アニメーション映画。
「ハロウィンタウン」のパンプキン・キングであるジャックは、毎年同じことの繰り返しのハロウィンに飽き飽きしていた。
ある日、クリスマスを知って、「ハロウィンタウン」でクリスマスを行おうとするが…。

ティム・バートンの世界観が好きな人なら必見です!画はちょっと独特かもしれません。
ゴーストバスターズ(Ghostbusters)
幽霊や超常現象について研究する3人の学者が、会社「ゴーストバスターズ」を立ち上げて、超常現象に襲われるNYを救う物語。SFコメディ映画。

幽霊が出てきますが、基本コメディなので家族みんなで見れますよ♪
ハロウィン (Halloween)
「13日の金曜日」や「エルム街の悪夢」に並ぶ、アメリカ三大ホラーのひとつ。
ハロウィンの日に覚醒し、次々に自分の血縁者を殺していく殺人鬼のお話。
8つの続編が製作され、2007年には本作のリメイク版も公開。

スプラッター映画です。超怖いから怖いの苦手な人は見るのはおすすめしません。(笑)
ゴースト/ニューヨークの幻 (Ghost)
「死んでも君を守りたい」
幽霊になっても恋人を愛し、守ろうとする物語。最高の恋愛映画です。

コメディ要素もあって笑えるけれど、最後は絶対感動で泣いちゃいます!
カップルで過ごす人にオススメ。
ホーンテッドマンション(The Haunted Mansion)
ディズニーランドの人気アトラクション「ホーンテッドマンション」を映画化した作品。
ホラー&コメディ映画。主演:エディ・マーフィー。
モンスターズ・インク(Monsters, Inc)
ディズニー×ピクサーの長編フルCGアニメーション映画。
物語の舞台はモンスターの世界。人間の子供を怖がらせることでエネルギーを供給する大企業モンスターズインク。
そこで働く心優しいモンスター毛むくじゃらのサリー、相方の一つ目のマイクと、人間の女の子との触れ合いを描いた物語。
ハリーポッターシリーズ
J・K・ローリングの大人気ファンタジー小説を映画化したもの。今では映画ファンのほうが多いかも?
主人公ハリーポッターと魔法学校で起きる様々な事件の物語。

ハロウィンといえば、魔法使い!ストーリーももちろん、イギリス風の不思議な魔法学校のセット、演出はハロウィンにぴったりかもしれません。
映画
 TOPへ戻る







Copyright (c) EC-JOY! All Right Reserved.