2013/7/18 更新
栄養豊富なアボカド
「森のバター」と呼ばれているアボカド。フルーツには珍しく多くの脂肪分と栄養素を含み、世界一栄養価の高い果物とも言われています。脂肪分の取りすぎは成人病の原因になりますが、アボカドは別物!アボカドの脂肪分は不飽和脂肪酸で、オレイン酸やリノール酸といった、コレステーロール値を下げる機能があります。この他にも、カリウム、ビタミンE、ビタミンB群、食物繊維などを含み、栄養価の高い果物です。

 〜アボカドの栄養素と効能効果〜
アボカドの全体の20%は脂肪分です。しかし植物性の脂肪分なので血液中のコレステロールを増やすおそれもなく、動脈硬化が心配な方でも安心して食べることができます。ビタミンは、A、B1、B2、C、D、Eなど11種類が含まれ、ミネラルも灰分、カリウムなども14種類を含み、果物の中ではトップクラスの栄養の豊富さです。
効果としては、アボカドに多く含まれるカリウムが血圧を下げる効果があります。カリウムが体内の余分なナトリウムを対外に排除してくれる働きがあるのです。アボカドには、体の熱をさます作用もあるので、高血圧でのぼせ気味の人にも適した果物です。
アボガド1個でごぼう1本分相当する食物繊維が、腸の働きを整え、ダイエット美容効果も得られます。
また、2割を占める油分は、コレステロールを減らしてくれるリノレン酸が多く、動脈硬化予防や中性脂肪を減らす効果が期待できます。
アボガドにはリノール酸、リノレン酸(以前はビタミンFと呼ばれた必須脂肪酸)が含まれ、アボガド半個で1日の所要量を充分摂取、お肌を乾燥から守ってくれるセラミドを作り、お肌をツルツルにします。又、皮膚の健康を維持するビタミンB2ビタミンB3(ナイアシン)も豊富に含まれています。
肝臓を守るグルタチオンが豊富に含まれ、飲酒・喫煙等によるアルコールやニコチンなど有害物質の解毒作用を促進します。さらには、肝臓を傷つける活性酸素を除去し、肝機能の低下を防止します。
さらにはがん予防にも効果的。抗酸化作用のあるビタミンEが豊富に含まれ、がん予防の働きをします。

 〜アボカドの選び方〜
アボカドは青いうちに収穫され、熟成させて美味しくなります。食べるときにはちょうどいい具合の状態で食べたいもの!青くて硬いものは正直おいしくないです。

よく熟しているものを選びましょう。ふっくらとしていて、皮の色が黒くなっているもの、触った時にカチカチではなく少し柔らかい弾力があるもの、そして、へたの部分が少し乾いたような感じで、浮いてきている物を選びます。押した時にグニャっとへこむものは熟しすぎなので避けてください。スーパーでは色々なお客さんが実際に手にとって選んでいますよね。軽く押しただけでもそこから痛みの原因になります。そこに注意して選びましょう。

 〜アボカドの保存方法〜
買ってきたアボカドがまだカチカチだったり、皮の色がグリーンの場合は追熟させます。その時の温度は20度がベストです。アボカドは温度が5度以下の場所においておくと低温障害を起こして駄目になってしまいます。また27度を超えるような熱い場所でも傷んでしまいます。

早く熟させたい場合はバナナやリンゴ、メロンなどエチレンガスを発生させる果実と一緒に袋に入れておくと熟成が進みます。
食べごろになったアボカドはビニールの袋に入れ冷蔵庫で冷やします。熟した後はなるべく早くに食べてしまいましょう。切って使いかけの物は空気に触れたところから色が変わるので、出来れば種つきの半分の状態でレモン汁をかけ、ラップでぴったりと包んで冷蔵庫に入れておきましょう。

アボカドには様々な魅力がありますね。美容成分たっぷり、栄養満点、しかも美味しくて、おしゃれなイメージがあるアボカド!アボカド好きの女性でも、ここまでの力があるなんて!と思った方も多いと思います。
毎日アボカドを1/2個食べるだけで、美容にも体にもとてもいいそう。これならお財布にも優しいですね。
現在、アボカドがとても人気の為、アボカドを使ったお店が多くありますね。インターネットで調べてみるとたくさんのお店紹介が出てきます。様々な食べ方があるアボカド、新しい食べ方を発見するのも楽しいかもしれませんね。






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