2013/7/17 更新
赤い色の食べ物によく含まれている『アスタキサンチン』
健康にいい食べ物・長生きできる食べ物は数多くメディアでも紹介されていますが、特に注目すべき食べ物は赤い色の食べ物だったんです。

 〜高い抗酸化作用を持つアスタキサンチン〜
アスタキサンチンは強力な抗酸化作用を持ち、がん細胞の増殖を抑制し、免疫力の低下を防ぐばかりか、眼精疲労にも効くといわれています。また、紫外線や脂質過酸化反応から生体を防御する因子として働いているとも考えられています。
ブルーベリーの成分が目にいいことはご存知の方も多いかもしれません。このアスタキサンチンも目に良く注目されています。
また、アスタキサンチンは持久力を上げたり、疲れにくくする働きがあります。マウスを泳がせる実験では、アスタキサンチンをのんだマウスは、摂取後に遊泳できる時間が長くなり、その効果は摂取量が多いほど高かったという実験結果も出ています。外見だけの美しさではなく、内面からそして体力的にも若々しさを保ちたい方は、積極的に摂取してみて下さい。

 〜アスタキサンチンが多く含まれる食材〜
アスタキサンチンが含まれている食べ物はサケ・エビ・タイ・イクラなど。熱を通すと赤くなる鯛の皮やエビやカニがアスタキサンチンの赤のようですね。エビの場合は殻に多く含まれるので、桜エビや海老せんべいなど、殻を摂取できる食物を食べると効果的です。エビフライの尻尾は食べるべきですね!しかしエビフライの尻尾を食べるといってもほんの僅かの量しかありませんし、海老せんべいもジャンルで言えばお菓子ですよね。ということで、効率よくアスタキサンチンを摂取するには身そのものが赤い鮭やイクラがベストだと思います。
ご存知の方は少ないと思いますが、実は鮭は白身魚なんですよ。しかしスーパーで売られている鮭の切り身は赤色(オレンジ)をしていますよね。稚魚のときは実が白く、立派な鮭になると身が赤くなるのは産卵のために川を遡上するため。川を昇るという激しい運動とともに体内に発生する「活性酸素」を除去してくれるものがアスタキサンチンなのだそうです。
スーパーには様々な鮭が売られていますよね。紅鮭やキングサーモン、塩鮭、時鮭などなど。名前は色々ありますが、遺伝子的には99%同じ鮭といわれています。魚の身の色が濃いとアスタキサンチンの含有量が多いため、より赤色の濃い鮭を選ぶのがポイントです。また、産卵直前のメスは卵に栄養分が行ってしまうため、産卵前のメスは栄養価が低くなる可能性があります。以上を踏まえて選ぶのがポイントとなります。
以前、鮭を食べるとリフトアップ効果もあるとメディアで紹介されていました。美容・健康に嬉しい効果が期待されるアスタキサンチンを含んだ食材を今夜の一品に加えてみてはいかがでしょうか。

 〜目のアンチエイジングにアントシアニン〜
ブルーベリーやカシス、いちご、クランベリー、ラズベリーなどのベリー類や、黒豆や黒ゴマ、ムラサキイモなどの色素成分に含まれているアントシアニン。
アントシアニンでピンとくるのは『目にいいブルーベリー』かと思います。なぜブルーベリー(アントシアニン)が目にいいかといいますと、視神経の働きを支える「ロドプシン」という色素の再合成を助ける働きがあるからだそうです。ロドプシンは網膜にある色素体で、光の刺激を受けると瞬時にビタミンAに分解され、その後すぐ再合成されます。この分解・再合成の繰り返しで光が電気シグナルに変換され、脳に伝導して、ものが見えるというしくみになっているそうです。しかし、薄暗いところで本を読んだり、テレビやパソコンなどで長時間目を酷使したりすると、ロドプシンの再合成が間に合わず、減少してしまいます。アントシアニンはロドプシンの再合成を活性化させるため、視力を改善する効果があるとされています。 また、アントシアニンにはコラーゲンの合成を促進させる作用が認められており、目の角膜や水晶体にあるコラーゲンを安定させる効果もあるそうです。やはり、暗いところでゲームをしたり本を読んだり、長時間テレビやパソコンを見ることは目にダメージを与えてしまいます。1番はそのようなことをなるべく避けたほうがいいですが、目が疲れたと感じたときはブルーベリーなどに含まれるアントシアニンを摂取するのをおすすめします。
現代人にとってパソコンや携帯電話は切っても切り離せないもの。毎日のストレス、タバコやアルコールなどは活性酸素などの「フリーラジカル」が発生する要因です。そこで欠かせないのがアントシアニン。、アントシアニンには活性酸素を除去する抗酸化作用があります。強力な抗酸化作用により、米国では、がんや老人性痴呆の予防効果も示唆されています。また、アントシアニンの一種には毛細血管を保護・強化するため、糖尿病の合併症である網膜剥離を予防をしてくれる働きがあったり、ほかにも抗潰瘍作用、循環改善作用、血圧抑制作用、抗炎作用などの働きがあります。
病気の予防ばかりではなく、アントシアニンはコラーゲンの合成促進作用があるため、肌の乾燥を防ぎ、キメを整えてハリのある肌になるなど、美容効果も期待できます。

 〜リコピンでアンチエイジング〜
リコピンのアンチエイジング効果はご存知の方も多いかと思います。リコピンを主にしたサプリメントも色々と発売されていますし、トマトダイエットもとても流行しました。
そもそもリコピンは抗酸化作用に優れている為、身体とお肌の老化の原因の活性酸素を除去してくれる働きがあるからです。抗酸化作用や活性酸素を除去する物質といえば、ビタミン類やカロテンが挙げられますが、これらの物質よりも、遥かにリコピンの方が優れた効果を持っているのです。
喫煙やストレスが原因で活性酸素を発生してしまい、それが老化の原因になります。若い頃は身体への影響は感じにくいかもしれませんが、年齢を重ねるうちに活性酸素の処理機能が追いつかなくなってきます。そうなりますと、身体やお肌は老化を重ねる一方。そこをリコピンを摂取することによって活性酸素を除去するということになります。身体の老化がお肌の老化につながります。シミやシワなどの肌トラブルを防止するのにもリコピンは大きな力を発揮します。毎日の食事にトマトをプラスしたり、トマトジュースを飲んだり、リコピンのサプリメント飲んだり。継続的に行うことでお肌の調子は変わってきます。
赤い食べ物はアンチエイジングにいいということをお伝えいたしましたが、ダイエットのことを考え単品だけでの食事にしてしまってはアンチエイジングの意味がありません。しっかりと食事のバランスを考え、毎日の食事の中に多く取り入れることで内側からの美しさが作られます。過度なダイエットは老化の元。美しく健康な身体を作っていきましょう。








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